【フヴァル島旅行記】スプリットの喧騒を離れてのんびり半日観光

クロアチアのフヴァル島観光
Croatia / クロアチア

こんにちは、トラベルライターのMaRiです。

アドリア海の隠れ家リゾートと言われる「フヴァル島」。
のんびりとした島時間が流れていて、徒歩でも周れるくらいコンパクトな街なので、日帰り観光でもゆっくり過ごせます。

クロアチアのスプリットからもドゥブロヴニクからも船でアクセス可能なので、
クロアチア旅行の計画にぜひ盛り込んでいただきたい癒しスポットです。

今回はスプリットから日帰り観光をしてきたので、実際に訪れた際の感想とともにフヴァル島への行き方やおすすめスポットなどをご紹介します。

フヴァル島への行き方

スプリットから高速船でフヴァル島へ

スプリットもしくはドゥブロヴニクから高速船でアクセス可能。
スプリットからフヴァル島へは高速船で約1時間、
ドゥブロヴニクからフヴァル島へは高速船で約3時間で到着します。

周遊旅行の場合、「スプリット→フヴァル島→ドゥブロヴニク」もしくは「ドゥブロヴニク→フヴァル島→スプリット」と
移動することもできます。
ただし、オフシーズンは船の本数が少なくなっているので要注意!
今回私が訪れた10月下旬は、残念ながらフヴァル島→ドゥブロヴニクの便がなかったため、
スプリットに再度戻り、そこから高速バスでドゥブロヴニクへ向かいました。
(港とバスターミナルはすぐそばなので、そのままバスに乗り換え可能。)

フヴァル島への高速船を運行している船会社

フヴァル島を出発

フヴァル島への高速船は、主に以下の2社が運行しています。

今回私は日帰りだったこともあり、なるべく早い時間にフヴァル島に到着したかったため、
行きはより早い時間に運行していたKrilo(クリロ)を利用しました。(料金もKriloの方が10Kn安かったです。)

帰りはスプリットからドゥブロヴニク行きのバスの時間に合わせて、ちょうど良い時間に運行していたJadrolinija(ヤドゥロリニア)を利用しました。

参考までに、私が予約した際のタイムスケジュールと料金は以下の通りです。

出発 到着 料金 予約サイト(船会社)
行き 7:40 スプリット発 8:40 フヴァル島着 100Kn Krilo(クリロ)
帰り 12:30 フヴァル島発 13:30 :スプリット着 110Kn Jadrolinija(ヤドゥロリニア)

旅の計画上、この日のうちにドゥブロヴニクに到着したかったため、上記のようなスケジュールでした。
船会社やシーズンによって船の出発時間や運行ルート、料金などが異なるので、両社で比較して旅程にあった便を事前予約するのがおすすめ。

フヴァル島半日観光の様子をレポート

ここからは、実際に私がフヴァル島を観光したタイムスケジュールに沿って島の様子をご紹介していきます。

7:40 スプリットから高速船でフヴァル島へ

スプリット を出発
Krilo(クリロ)で事前に予約しておいた一番早い便でフヴァル島へ向かいます。

早朝のスプリットの港。早起きしたおかげで、予想外の美しい景色にも出会うことができました。

スプリットのフェリー乗り場は広く、乗船場所がわかりづらいので
余裕を持って早めに到着してチケット売り場の係員に確認しておくことをおすすめします。スプリットから高速船でフヴァル島へ

8:40フヴァル島に到着

フヴァル島に到着

高速船で約1時間でフヴァル港に到着。

オレンジ屋根の美しい街並みと港に並ぶヨットが絵になります*
フヴァル島に到着今回は周遊旅行なので、各観光地で荷物を預けることが必須になってきます。
事前に調べておいたお土産屋さんで預かってもらいました。
※港を降りて目の前に並ぶお土産やさんで預かってくれます。「Travel agency」の表示が目印↓
荷物を預かってくれるお土産やさん

9:00 朝のフヴァル島を散策

朝のフヴァル島を散策

まずは絶景を求めて、高台にある「フヴァル城塞」へ。
港から徒歩で20分ほどかかるので、朝の静かなフヴァル島の街をゆっくり散策しながら向かいます。

迷路のような細い路地裏の階段をひたすら登っていきます。
まるでジブリの映画に迷い込んだような世界観がワクワクを助長し、特に地図を見ずに気の赴くままに歩いてみました*

島内には猫もたくさん。ますますジブリの世界観を彷彿とさせます*

フヴァル島の街並み少しずつ見晴らしが良くなる景色を楽しみながら、ゆっくり登っていきます*

朝のフヴァル島を散策

 

9:30  「フヴァル城塞」から絶景を眺める

フヴァル城塞

階段を上り切ると、港とオレンジ屋根の街並みを見渡せる高台に出ます。

ここから城塞に続く坂道には、松やサボテン、ラベンダーやローズマリーなど地中海ならではの植物が連なります。

城塞へ続く坂道

 

坂を上り切ると、フヴァル城塞の入り口に到着。ここでチケットを購入します。

フヴァル城塞の入り口フヴァル城塞はローマ時代以前からの長い歴史がありますが、現在の城塞は16世紀中頃に建てられたもの。
城塞の頂上からはフヴァル島の街並み全体を見渡すことができ、フヴァル島一番のビュースポットになっています。
クロアチアのフヴァル島観光

 

フヴァル城塞の基本情報

住所:Ul. Higijeničkog Društva 19, 21450, Hvar, Croatia
営業時間:9:00〜19:00(季節によって異なる)
休館:11〜3月
料金:40Kn(大人)/20Kn(子供)

11:00  港の遊歩道を散策

港の遊歩道

城塞からの絶景をたっぷりと堪能した後は、階段を降りて港に戻ります。

港から西側はお土産屋さんなどの屋台がずらり。
フヴァル島はラベンダーが有名なので、私は旅の思い出にラベンダーのアロマオイルを購入しました*
※クロアチアではラベンダー製品はどこでも見かけますが、フヴァル島はラベンダーの産地で自家製なので割安で購入できます。

11:30  フヴァル島レストラン「ダルマチーノ・フヴァル」でランチタイム

フヴァル島レストラン「ダルマチーノ・フヴァル」でランチタイム

ダルマチア産の食材を使用した郷土料理が人気のレストラン「ダルマチーノ・フヴァル」でランチを取ることに。

旅友達に事前におすすめしてもらったトリュフニョッキがとても美味しくて感動しました!
「クロアチアで食べた料理の中で一番美味しい」などとTripAdvisorの口コミ評価が抜群なのも納得のお味。

ダルマチーノ・フヴァルの基本情報

住所:Sv. Marak 1
営業時間:11:00〜24:00
料金:80Kn〜

12:30  フヴァル島を出発

スプリットへの高速船

12:30 フヴァル島出航の船でスプリットに戻ります。
フヴァル港は小さいので迷うことはないかと思いますが、心配な方は早めに着いて海を眺めてのんびり過ごすのもおすすめ。

スプリット到着後はそのまま高速バスでドゥブロヴニクへ向かいました。
ドゥブロヴニクの旅行記はまた別の記事でレポートしたいと思います。

フヴァル島旅行記まとめ

クロアチアのフヴァル島観光

約4時間の滞在でしたが、せかせかと観光することなく、島ならではののんびりとした時間を過ごすことができました。

今回ご紹介した以外にも、まだまだ沢山の魅力が詰まっているフヴァル島。
クロアチアの中でも特に美しいと評判のビーチやサンセット、伝統クッキーやラベンダーリースの手作り体験、青の洞窟ツアーなど、様々な楽しみ方があります。
半日観光でも十分楽しめましたが、宿泊して1日中フヴァル島で過ごすことで、さらに島の良さを感じられるかもしれません*

「何もしない贅沢」が好きという方は、スプリットやドゥブロヴニク観光の際にぜひ足を運んでみてください。

 

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ハレクラニのラメール

 

「頑張った自分にご褒美を」をテーマに、
壮大な自然・絶景に触れる旅や上質なホテルのおこもりステイなど日常から離れて心身を癒すリトリート旅行の魅力を発信しています。

最近は場所にとらわれない働き方を追求し、旅先で仕事をするワーケーションの魅力も発信中。

♡好きな旅のスタイル:絶景/自然/離島(特にハワイと沖縄)/ホテルステイ