【プリトヴィッツェ 湖群国立公園】秋の絶景をめぐるおすすめモデルルート

【プリトヴィツェ湖群国立公園】秋の絶景をめぐるおすすめルート
Croatia / クロアチア

こんにちは、トラベルライターのMaRiです。

クロアチア旅行の中でも特に楽しみにしていたのが、世界遺産の「プリトヴィッツェ湖群国立公園」
エメラルドグリーンに輝く湖と92の滝が生み出す絶景ポイントが溢れています。

今回私は10月下旬の秋シーズンに訪れたので、紅葉が彩る秋ならではのプリトヴィッツェの絶景をモデルコースとともにご紹介します。

プリトヴィッツェ湖群国立公園への行き方

プリトヴィツェ湖群国立公園への行き方

プリトヴィッツェはクロアチアの都市「ザグレブ」、「ザダル」、「スプリット」とバスの便で結ばれていて、ザグレブとスプリットを結ぶ路線の途中で乗り降りすることになります。
今回私はザグレブ→プリトヴィッツェ→スプリットというルートで周りましたが、逆回りももちろん可能なのでご自身の旅の計画に合わせて決めるのが○。

バスは満席になることもあるらしいので、事前にサイトで予約しておきました。特に周遊旅行の場合は、バスに乗れずに次の都市に移動できない事態に陥ると、宿など全て予約し直す必要が出てきてしまうので、計画的な事前予約がおすすめ。

私の場合は、ザグレブ→プリトヴィッツェはarriiva、プリトヴィッツェ→スプリットはget by busでバスを予約しました。
他の区間で利用したFLIXBUSも有名ですが、バスターミナルに20分近く前から待機していたにもかかわらずバスが来ず、再度チケットを購入する羽目になったのであまりおすすめはしません(払戻もしてもらえませんでした)。

所要時間や料金はバスによって異なるので、予約サイトでしっかり確認してから購入するのがおすすめ。特にスプリットとプリトヴィッツェ間のバスの所要時間は開きが大きいです。

ザグレブからの行き方

ザグレブからプリトヴィッツェまではバスで2時間〜2時間40分ほどで到着します。1日7便で料金は85〜96Kn

ザダルからの行き方

ザダルからプリトヴィッツェまではバスで1時間45分~2時間50分ほどです。1日3〜7便で料金は85〜100Kn。

スプリットからの行き方

スプリットからプリトヴィッツェまではバスで3時間30分~6時間ほどです。1日5〜10便で料金は130〜170Kn。

プリトヴィッツェ湖群国立公園のチケット料金・入場料

プリトヴィッツェの料金表

(c)プリトヴィツェ湖群国立公園公式ホームページ

プリトヴィッツェの料金表

(c)プリトヴィツェ湖群国立公園公式ホームページ

プリトヴィッツェ湖群国立公園のチケットは「入場口」で購入します。
入場料は「時期」と「日数」により異なり、変動する可能性があるので、詳しくはHPの料金ページでご確認ください。
※画像は2022年1月時点の料金表。上の表が1dayチケット、下の表が2dayチケットの料金です。

今回訪れた10月下旬は、全く並ぶことなく現地でチケットを購入できました。
夏のハイシーズンは、チケットを買うだけで2時間待ちだったという情報もあったため、ハイシーズンの時期はあらかじめプリトヴィッツェ湖群国立公園の公式HPチケット購入ページで購入することをおすすめします。

プリトヴィッツェ湖群国立公園のルートについて

下湖群で見られる秋の絶景

プリトヴィッツェ湖群国立公園は、大きく分けて上湖群と下湖群の二つのエリアがあります。
エントランス(バス停)も
下湖群側のエントランス1上湖群側のエントランス2に分かれているので、周るルートによってどちらのバス停で下車・乗車するかも決まってきます。

現地でマップを撮影し忘れました>< マップがある方がわかりやすいかと思うので、ガイドブックに載っているマップや他の方が撮影したマップ(検索すると出てきます)で位置を確認しつつ読んでいただければと思いますm__m

1日でプリトヴィッツェ湖群国立公園の見どころを全制覇したい方へのおすすめとしては、エントランス1で下車して下湖群→上湖群と周り、エントランス2で乗車するルート(逆でもOK)

ただし、今回の私のようにザグレブからスプリットに抜けたり、スプリットからザグレブに抜ける場合は少し厄介。
大きい荷物を持ったままプリトヴィッツェ湖群国立公園を周るのは大変なので、荷物を預ける必要があり、同じエントランスに戻ってくる必要があるからです。今回私はエントランス1の手荷物預かり場所でバックパックを預け(無料)、下湖群→上湖群と歩き、帰りはバスで上湖群からエントランス1に戻ってきました。 もしくは、エントランス2にも同様に無料の手荷物預かり所があるので、そこで預けて上湖群→下湖群と歩き、バスで上湖群に戻る逆ルートでも○。

私の場合は下湖群の絶景が一番のお目当てだったので、エントランス1を発着にすれば2回見るチャンスがあると思い前者のルートで周りました!
実際に午前中は天気が悪く残念な景観だったのですが、帰りに再度立ち寄った時には青空も見えてきてとても綺麗な景観に出会えたので、下湖群目当ての方にはこのルートはおすすめ。

手荷物預かり場所は小さな小屋になっていて、自分で好きなスペースに置いて出てきます。小屋に鍵はあるものの、鍵さえあれば誰でも入れるので貴重品は置かないよう注意が必要です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園おすすめルート(エントランス1に荷物を預ける場合)

プリトヴィツェ湖群国立公園で見られる秋の絶景

ここからは実際に私が巡ったモデルルートとともに、秋シーズンのプリトヴィッツェ湖群国立公園の絶景スポットをご紹介します。
秋シーズンは、夏に比べると観光客が少なく、ゆっくり自然を感じることができるのでおすすめです*

下湖群で見られる秋の絶景

下湖群で見られる秋の絶景

下湖群は標高が低いエリアで、4つの湖と洞窟や鍾乳洞が点在しています。
湖の透明度の高さはヨーロッパ随一といわれ、湖底に沈んだ倒木や魚まではっきり見えたのがとても印象的でした*

下湖群で見られる秋の絶景
私が訪れた10月下旬は、少しずつ紅葉が染まり位始めている時だったので、緑と紅葉のグラデーションを楽しむことができました。
綺麗に染まった紅葉を見たい場合は、もう少し時期を遅くしたほうがよさそう。

1. エントランス1入り口付近のビューポイント

エントランス1付近のビューポイント

2つの滝の全景が望めるビュースポット。エントランス1から入ると最初に目に入ってくる絶景ポイントです。

2. 2つの滝と湖を眺める絶景ポイント

2つの滝と湖を眺める絶景ポイント

ここまで歩いてきたコースを一望できるビューポイント。実際に歩いてきた道を上から眺めると、また見え方が違って面白いですよね*

3. 「これぞプリトヴィッツェ」の王道絶景ビュー

カルジェロヴァツ湖
もう少し進むと、ガイドブックや観光パンフレットなどでも一番よく見る絶景スポットが現れます。
私もこのビューがいちばんのお目当てでした!夏だと湖と滝の間を通る木製の遊歩道が人だらけですが、10月末の時期はほとんど人が歩いてない状況でした。

カルジェロヴァツ湖

4. 石灰岩が印象的な「カヴァノバツ湖」

石灰岩が印象的な「カヴァノバツ湖」

エメラルドグリーンのカヴァノバツ湖と横にそびえる石灰岩のコントラストが美しい絶景ポイント。
下湖群を周った後は遊覧船でコジャック湖を渡って、上湖郡へ。

プリトヴィツェ の遊覧船

上湖群で見られる秋の絶景

上湖群は標高が高いエリアで、12の湖があります。
私が訪れた10月下旬は、紅葉で綺麗に染まったプリトヴィッツェの景観を見ることができました。

遊覧船を降りて歩いていると、早速綺麗に色づいた紅葉の風景が目の前に。
最初のビューポイントにたどり着く前に、既に絶景が広がっていました*
上湖群の秋の絶景

1. 飛び散る水しぶきが特徴的「ヴェリキ・プルシュタヴァツ」

ヴェリキ・プルシュタヴァツ

上湖群最初の絶景ポイントは迫力ある大きな滝「ヴェリキ・プルシュタヴァツ」。
日本語で「大きな滝」の意味があるらしく、その名の通りかなりの迫力で水しぶきを感じるほど。
夏はさらに水量が多く水しぶきが激しいらしいので、この滝目当てなら夏シーズンがおすすめ。

ヴェリキ・プルシュタヴァツ

遠くから見た「ヴェリキ・プルシュタヴァツ」

2. 小さな滝!?「マリ・プルシタヴツィ滝」

ミラノヴァチュキ滝
もう少し進むと見えてくるのが、「マリ・プルシタヴツィ滝」。
「小さな滝」という意味があるらしく、先ほどの滝に比べると確かに可愛らしい滝ですが、十分迫力のある滝です。

周辺にはエメラルドグリーンの澄んだ湖*

3.  ベールように流れ陥る滝「ガロヴァチュキ・ブク」

ガロヴァチュキ・ブク

上湖群の滝ゾーン最後はベールのように上品に流れ落ちる「ガロヴァチュキ・ブク」。
神秘的な雰囲気が印象的で、個人的に滝の中ではいちばんのお気に入りスポット。日本の「白糸の滝」を彷彿させる雰囲気でした*

4. 絶景を見ながら休憩ができる「ガロヴァツ湖」

【プリトヴィツェ湖群国立公園】秋の絶景をめぐるおすすめルート

ガロヴァツ湖は標高583mで下湖群より約80m高いエリア。
周辺は、エメラルドグリーンの神秘的な湖に囲まれていて、上湖群でいちばん好きなエリアでした。
湖畔にベンチがあるので、絶景を前に小休憩にもおすすめ。

上湖群の見どころを周ったら、ST3のバス停から一気にエントランス1に戻ります。

エントランス1付近のレストラン「リチュカ・クチャ」

エントランス1付近のレストラン「リチュカ・クチャ」バスの時間まで少し余裕があったので、エントランス1付近にあるレストラン「リチュカ・チュカ」でティータイム。
私は紅茶しか頼まなかったですが、郷土料理や地元の名物料理など本格的なお料理が食べられるようです。

その他、エントランス2付近に「ポリャナPoljanaレストラン」というこちらも郷土料理レストランがありますが、他にはサンドイッチなどの軽食が買える売店くらいしかなかったので、食事に関しては計画的に考えておくことをおすすめします。

プリトヴィッツェ湖群国立公園の秋の絶景モデルルートまとめ

下湖群で見られる秋の絶景

大自然が作り出した絶景の宝庫「プリトヴィッツェ湖群国立公園」。
マイナスイオンたっぷりの深い緑の森と歩くたびに変化する水面の色がなんとも美しくて、
1日中いても全く飽きないスポットでした。
五感を研ぎ澄ませながら、じっくり自然を感じられるのもひとり旅の醍醐味。
ルートをしっかり守って歩けば特に危ない箇所もなく、女性のひとり旅にもおすすめです。

ぜひ、コロナ後の旅計画の参考にしてくださいね♪

Address:Plitvice Lakes National Park, Croatia
Time:7:00~20:00(冬期)8:00〜16:00
Price:(6〜9月)250Kn/16時以降 150Kn (4.5.10月)100Kn (11〜3月)60Kn

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Instagram:@tg_mari729

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About Me

ハレクラニのラメール

 

「頑張った自分にご褒美を」をテーマに、
壮大な自然・絶景に触れる旅や上質なホテルのおこもりステイなど日常から離れて心身を癒すリトリート旅行の魅力を発信しています。

最近は場所にとらわれない働き方を追求し、旅先で仕事をするワーケーションの魅力も発信中。

♡好きな旅のスタイル:絶景/自然/離島(特にハワイと沖縄)/ホテルステイ