【星野リゾートの温泉旅館】界アルプスの贅沢プライベート空間〜離れのお部屋〜

2021.11.04

Nagano / 長野

こんにちは、トラベルライターのMaRiです。

先日、取材でアルペンルートや白馬の玄関口にある「界アルプス」に滞在してきました。
信州ならではの田舎体験を贅沢に堪能できる温泉旅館です。

温泉旅館「界」の魅力の一つとして、その地域の文化に触れられる「ご当地部屋」が用意されていることがあります。
中でも、「界　アルプス」は全室ご当地部屋の「信濃もてなしの間」となっていて、信州の切り絵アートや伝統工芸・松崎和紙で作られた行灯など、滞在を通して信濃の文化に触れることができます。

客室はプライベート感のある「離れ」、ロフト付き和室、内風呂付き和室など全部で4タイプ。
今回は、私が宿泊させていただいた「離れ」のお部屋についてご紹介いたします。

目の前が中庭！贅沢景観「離れ」のお部屋

中庭の奥に位置する離れ棟の客室は施設内に2つあり、中庭を見渡せる一面ガラス張りの入り口が印象的。

界アルプスの中庭特に気に入ったのが、お部屋からの景観＊小川が流れる中庭がお部屋の目の前にあり、滞在中いつでも自然を感じることができます。
私が訪れた9月初旬頃は少しだけ紅葉が色づいていました。桜、新緑、紅葉、雪景色と季節ごとに異なる景観を感じることができるのも魅力的ですよね＊

2階建ての「離れ」には4つのベッドが設置されているので、家族やグループでの宿泊もおすすめです。
お部屋の中は、1階にはソファやテレビがあるリビングルームとベッドルーム、そして2階にもロフトのような形でベッドルームがあり、かなり広々としています。

長野県の県鳥である雷鳥のキーホルダーが可愛いお部屋のキー。

リビングルーム

星野リゾート界アルプス

メインとなるリビングルームには、靴を履いたまま中庭を眺めてのんびり過ごせるスペースと裸足で寛げるソファスペースがあります。

界アルプスの離れのリビングルーム

ソファのスペースの壁には地元の切り絵作家・柳沢京子さんによる切り絵のアートフレームが飾られています。
この切り絵のデザインは、各客室で1つ1つ異なるそうです。こういった細かいおもてなしからも地域の文化を感じることができます＊
ここのスペースではテレビを見ながら寛ぐことができます。

界アルプスオリジナル「くるみゆべし」
机の上にはお茶請けの界アルプスオリジナル「くるみゆべし」が用意されていました。売店でも売られているので、お土産にも良さそう＊

そしてなんと、お部屋の中には本物の暖炉があります！
実際に夜の静まり返ったお部屋で火をつけて、静かなひとときを過ごしました。
薪ストーブならではの「パチパチ」と木が燃える音と外から聞こえる虫の声が私たちの心をゆっくり癒してくれました＊
こちらも信州ならではの文化を感じられる過ごし方ですよね。

ベッドルーム

界アルプスのベッドルーム

ベッドは1階と2階に2つずつあり、小窓からは中庭の緑が顔を覗かせています。
寝心地を追求したオリジナル寝具「ふわくもスリープ」のおかげで、ぐっすり眠って疲れを取ることができました＊

界アルプスのロフト階段を上がったロフト部分には、1階同様にベッドルームがあります。

界アルプスのロフト

ロフトから下を覗くと、1階の空間が開放的に広がります。
ファミリーできたら、子供が喜びそうですね＊

バスルーム

バスルームは清潔感に溢れていて、グレーとベージュをを基調とした落ち着いた空間です。

シャワールームには海外のホテルを彷彿とさせるレインシャワーがついています。
浴室はないですが、界ブランド自慢の温泉に浸かれば問題なし＊

アメニティ

冷蔵庫の中には無料のお水と有料のビール。
お水は水道水も飲むことができます。水道水が冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターのように、冷たくて美味しくて驚きました！

和を感じるおしゃれな茶器とドリップコーヒーも用意されていました（左側に写っている白州のお酒は持参したものです）。

バスルームには和漢生薬成分を用いたアメニティが豊富に用意されています。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローション、ハンドソープ全て揃っているので、特に何も持参しなくて良いのがありがたいです。
可愛い絵柄の風呂敷の中には、歯磨きセット、くし、コットンと綿棒が。

界アルプスのアメニティ作務衣館内着には作務衣と足袋が用意されていて、施設内は作務衣で過ごしてOKです。
フロントにお願いすれば、浴衣も持ってきてもらえます。館内着とパジャマ（部屋着）を分けたい方でも安心です＊